アッキー」って、「パー」なのかな?

「アッキー」と言えば、言わずと知れた安倍首相夫人のこと。
加計問題で、ずいぶん名をはせた人。

「アッキー」とはどんな人かはよく知らなかったが、加計問題での
印象は、ずいぶん、思慮の足りない人だなという印象だった。

しかし、それ以上に驚き感心したのは、安倍首相の寛大さだった。
彼女を責めるそぶりや批判めいたことは一切せず、
もちろん離婚は口にせず、外国訪問につれて歩いていた。

週刊誌の広告では、姑さんから「ヤキが入った」事などが
書かれていたが、「さもありなん」と思いながら広告の見出しだけは、
読んだ。

いずれにしても、「天真爛漫」というのか、思慮深さに欠けると
言うのか、とにかく、総理夫人としての自覚がないというのが、
衆目の一致するところのようだ。


「アッキー」の父は、森永製菓の社長と言うから、子どもの頃から
裕福な生活をしていたのだろう。
だから、成績さえ良ければ、どんな学校にでも、入れてもらえたはずだし、
外国留学だって何年も行ってこられただろう。

さて、そんな「アッキ-」だが、次から次と問題(?)を引き起こしているようだ。

また、驚かされた「アッキー」の破天荒な行動


先日、安倍首相がインドを訪問した。
その際、首相夫人たる「アッキー」の姿もあった。
天真爛漫に、歓迎する国民に手を振っている姿をテレビに映った。

驚いたのは、そのあとだった。
迎えてくれた居並ぶインドの人たちを、歩きながら、
スマホで撮影している姿があった


びっくりして見ていたら、今度は、安倍首相と一緒に車に乗って、
歓迎してくれているインドの人たちを、車の上からスマホで
撮影しているではないか



「ああ、この人、パーなんだ」とその時思ったのだ。
それが、正直な気持ちだった。

「一国の首相夫人として撮影される側であり、撮影する側ではない」との批判。
「撮影にやけに熱心な姿に違和感が増した。」との批判はもっともだ。
「恥をばらまき」と言った批判ももっともだ。

「天真爛漫」「天然」「お人好し」「無邪気な人」・・・・・と、
表現はいろいろあるかも知れないが、とにかく、その時は、
「この人、パーなんだ」と思った。

イギリスや日本を含めて王族、皇族などの閉鎖社会での因習を破るような
例えば、ダイアナ妃のように、幾ばくか進歩につながるかも知れない行為
とは全く違う。
おそらく、「アッキー」の行為はごく普通の人たちからも、あきれられて、
批判の対象になるだけだろうと思った。


ここで、「パー」と言ったことについて、一言、釈明しておきたい。
日本人は、簡単に人を「バカ」と言うことが多いと言われる。
「パー」もその1つだ。

東大法学部を出ていようと不倫をすれば「バカとか、「パー」と言われるし、
「はげー」なんて絶叫を繰り返せば、東大法学部を出ていても、「バカ」とか
「パー」と言われるだろう。

「アッキー」は「公人」だから、時にそう言われることも予定のうちなのだ。
総理大臣夫人の為に、お付きの人を何人にも税金を払わせているのだから、
「公人」なのだから、この程度のことは甘んじてもらおうじゃないか。