町長の処分が、軽すぎる!!
昨日(7月15日)、私は、安平町課長補佐の
公判の傍聴に行ってきました。
判決は、「懲役2年6か月」でした。
北海道新聞の解説では、「坪田被告の不正を長期間見逃した背景と
原因を検証しなければ、再発防止策も絵に描いた餅となる。」とありました。
まさしく、その通りです。
私は、【長期間見逃した背景と原因】は、瀧町長の不正に対する
鈍感さと問題解明の意欲のなさにあると思っています。
だから、3月議会で【不正をしている役場職員がいる】と指摘されても、
町長は、慌てて、そう発言した議員を呼んで、職員の氏名や担当課を確認し、
疑惑解明のために、即、懲罰審査委員会を立ち上げ、調査を開始すらしま
せんでした。
しかし、結局、瀧町長は、肝心なことは何もしないで、6月まで引っ張って行ったために、
谷村元議員から【告発状】を出されることになりました。
それが、高山議員が議会で取り上げ、疑惑が新聞報道されました。
しかし、町長は懲罰審査委員会を直ちに立ち上げることはしませんでした。
その代わり、町長は、条例にない、町長私設の「検証調査委員会」を作り(7月8日)、
調査して報告(7月30日)させたのですが、それは、【坪田氏のウソの言い分】を
丸呑みしたものでした。懲罰審査委員会には、その坪田氏の嘘の報告がそのまま、
報告されました。
しかも、その懲罰審査委員会が、開かれたのは、谷村氏が、3月議会で告発してから、
5か月経ってからのことでした。(8月5日)
こうした町長の【重大な落ち度】は、重要視しなければなりません。
①3か月半、放置し、事実上、隠蔽しようとしたこと。ばれてからも、
②法律にない私設の【検証調査委員会】を作り、条例に基づく【調査】を
5か月も遅らせた罪。
③加えて、告発者の谷村氏や議会で取り上げた高山氏を攻撃した罪、
④安易に「だまされた罪」
⑤警察との協力をしなかった罪。
これだけの罪なのに、町長の処分は、たったの3か月の減給処分。
他方、課長補佐は、「懲役2年半」の懲役判決。
「処分の差」があまりにも大きすぎないか。