施設課参事(当時)、町内の建築業者社長ら6人と 女性同伴の2泊3日の鹿児島ゴルフ旅行 瀧町政の体質(不正を隠蔽・違反者をかばう)の 先駆けとなった事件だ。 今もって、未解明問題、沢山あり! 関係した建築業者には、一切、おとがめなし。 いまだに、町の指名業者 |
「懲罰審査委員会」の「調査」は、かなり、いい加減。
未解明の問題がどっさり!
1,事件の概要
「業者とのゴルフ旅行」と「勤務中における出会い系サイトへのアクセス」
平成22年2月21日、施設課参事(当時)と建設業者(M建設・Y環境・M工務店)の
社長等6名と千歳のスナックの女性2人同伴で九州(鹿児島京セラ)にゴルフ旅行をし
業者との癒着が明らかになった事件。
なお、この旅行は参事(当時)のパソコンがウイルス感染の可能性があったため
同僚職員が、参事(当時)のパソコンを開いた結果、上記の違反行為が明らかになった。
2,施設課参事(当時)は、以前から同じ事件(業者とゴルフ)を、起こしていた。
しかし、「注意」で終わっていた。・・・・これが処罰の「指針」違反であった。
ゴルフ旅行事件以前、この参事は、今回と同じく「建築業者とゴルフ」をしていることが
ばれました。平成20年のことです。町民からの告発で明らかになりました。
しかし、「同じ人物の同種の事件(業者とゴルフ)を懲罰審査特別委員会にかけずに
「指針」に基づく「懲戒処分」にしなかったのです。
懲罰審査委員会(1回目)の議事録によれば、この時の町長の対応は、「副町長の注意」だけで
終わらせています。
この「注意」は「懲戒処分に関する指針」に示してある「処分」ではありません。 「指針」では、「倫理保持義務違反」の最低の処分は戒告で最高は「免職」と定められてあります。 違反事例として、「関係事業者との遊戯又はゴルフをする事」とあります。 ですから、平成20年の時には、最低でも、「戒告」にしなければならなかったのです。しかし、副町長による注意だけでした。「指針」から外れた「大甘の処置」でした。 |
3,不十分な調査内容
懲罰審査委員会の議事録を読んで分かったことは、調査がかなりいい加減だったと
いうことです。
以下が、不十分な点です。
(1)ゴルフ旅行にかかる施設課参事(当時)の一切の費用を建設業者が、
本当に一切負担していないのか。調査していない。
「自己負担」だという本人の言い分を検証していない。
「幹事役」として行っているのだから、「旅行の中心人物」です。
会計報告や領収書とか、旅行計画等の点検を行った形跡が全くない。
会議資料に提出されていない。
(2)関連企業との「千歳における飲食」における支払いについて
しっかり、確認チェックをしていない。
誕生祝いをしてもらっているのに、「完全に折半している」というのは、常識的に考えておかしい。
「折半」はあり得ない。
しかも、本人は、「1回」と言っているが、「1回だけでない」という指摘もあった。
この点をしっかり調査していない。
(3)「中身がゴチャゴチャ」になるというは、支離滅裂。
元参事はUSBを自宅に持っていた為に「自宅パソコンと職場パソコンの中身が
ゴチャゴチャなった」と発言しているが、この点も詰めていない。
USBの中身は、自宅パソコンであろうと、職場のパソコンであろうと
USBの中身は、関係ない。あり得ない話をしている。
「中身がゴチャゴチャ」になったいう意味が支離滅裂。
(4)「(USBの)データを開いても、勝手にサイト情報を引っ張り込むことはない」
この事が詰められていない。
参事は、「(USBの)データを役場で開いたら、その際、サイト情報を引っ張りこんだと思う。」と
述べています。
しかし、そんなことは絶対にあり得ない。これがあるとすれば、事前にサイト情報をUSBに保存して
いたものをデータと間違って表に出したものだけだ。
(5)監査懲罰委員会が行ったのは、「過重」ではない。重大な規定違反を
逆に「減刑」して、「免職」を「減給」にしている。
施設課参事の勤務時間内の有害サイトや私的メールの使用の規律違反を
「加重」の対象にしましたが、施設課参事に課せられたこの「加重」は、
「懲罰処分の指針」に合致していない。
つまり、「指針」通りであれば、「免職」になっていたはず。
なぜなら、「複数の非違行為の場合は、当該非違行為に応じ規定された
それぞれの懲戒処分のうち、最も重い懲戒処分を行うことが出来る」とある。
「倫理保持義務違反(業者とのゴルフ)の最も重い処分は、「免職」であり、
「外部ネットワーク」への接続は、最も重い処分で「減給処分」となっている。
したがって、「処分を併合」(懲戒処分に関する基準)した場合の「最も重い処分」は、
「免職」しかかなかったのです。それに加重したら、免職のだめ押しになりました。
しかし、懲罰審査委員会は、「加重する」と言いながら、処分を「軽減した」のです。
(※)ちなみに、私の「懲罰処分の指針」の指摘(町長にたいする質問)のあと、役場で
「懲戒処分等に関する規則」を作り直し、以下を削除しました。
その中で、以下の条文が消えた。
「複数の非違行為の場合」は、「当該非違行為に応じ規定されたそれぞれの懲戒処分のうち、
最も重い懲戒処分を行うことが出来る」と言う条文が消えました。
(6)施設課参事の発言と上司の証言との食い違いを詰めていない。
(業者との定例の飲み会・勤務中のネットオークション)
(7)「恫喝」の具体的中身(言葉)が解明されていない。
内容によっては、「脅迫」になったかも知れない。
つまり、「ただでおかないぞ」と言ったのか、それとも「ぶん殴ってやるぞ」
「殺してやるぞ」など類似の言葉が言ったのかどうか、など「恫喝」の中身を
全く調べていません。
谷村議員は、議会で「命に関わるような恫喝をした」と指摘しています。
そうなれば、「刑事事件」になる可能性もあります。
しかし、その調査はしておりません。
(8)出会い系サイトとの交信記録とその説明が一切、示されてない。
(9)ゴルフ場の会員券の転売については、調査していない。
ルペタウゴルフ場の会員券を「高く売りつけている」という情報に関して、転売に関しては、
本人の説明だけを真に受けており、客観的な調査を全くしていない。
町長が「違反者(元参事)」をかばい続けた例 |
(1)「違反者(元参事)を降格させなかった。
懲罰審査委員会が、「現行の人事について検討する必要がある」と答申した(平成22年6月10日)にも
拘わらず町長は降格させなかった。
(2)降格したあと「すぐ戻してやる」と町長。
町長は議会で谷村議員から問題が指摘されてから、やっと降格の意思を示しその後降格した。
役場内外の批判の中で やっと、「降格」に踏み切ったのだ。(10月)
しかし、「すぐ戻してやるから」と町長から参事に話があったことが、
谷村議員によって、議会で暴露された。
(3)「有害サイト」ではなく「出会い系サイト」だ。
役場内の文書や町長の議会答弁では、「出会い系サイト」を「有害サイト」と表現。
ここでも、焦点をぼかそうとする「意思」を感じます。
「有害サイト」には「麻薬サイト」「詐欺サイト」「アダルトサイト」「出会い系サイト」など
いろいろあるだろうから「売春」を「援助交際」と言うよりもっと曖昧。
(4)町長「ちょっとしたことでつながることあるよ」とかばう。
出会い系サイトとのアクセスに関して、町長は、役場職員に
「ちょと間違ってつながってしまうことって、よくあるよな」と言った話が
伝わってきていました。こうした趣旨の事を町長が言ったとすれば、重大なことです。
2月3月でのアクセスは、約250件。それ以後も1日に
平均4回、5回(町長答弁)とされています。
それを「ちょと間違ってつながった」など通用しない弁護です。
(5)見当外れな「発見した同僚職員」への批判。・・・意図をねじ曲げる。
こともあろうに、瀧町長は、違反行為をした参事(当時)を批判するのではなく、
主としてパソコンを開いた同僚職員(見つけた人)に批判の矢を向けています。
町長発言①「(同僚職員は)その方(参事)に対する私情もあったようだ」
これは、「同僚は反発心や私的感情から、業者との旅行のことや出会い系サイトの
アクセスを暴いた」という意味。トコトン、かばおうとする気持ちが、表に出すきっかけと
なった人を批判的に表現する。
これは、課長補佐収賄逮捕事件における瀧町長の姿勢と全く同じです。
町長発言②「(パソコンを開くのは)お互いプライバシーの問題だ。やっぱりそのルールを
通じてるのが、正式な開き方だ」
パソコンを開き、問題を表に出すことになった同僚に、「正式な開き方をしていない」かのような
言い方で公然と批判しているのだ。
町長はばれたことが悔しかったのか?「正式な開き方」などを講釈して正しいことした職員を非難している。
町長発言③、「お互いこれから気を付けなければならない」
どっちも悪いような言い方で、どっちが被害者なのか全く分かっていない。
どこか筋が狂っているとしか言いようがありません。
謝らせるのは、法律違反の「業者とのゴルフ旅行」をし「勤務中」に出会い系サイトに
アクセス」をしていながら、ばれたら相手を「恫喝」するなどをした参事(当時)だけに
批判の矢を向けなければなりません。
町長は、被害者も、加害者もごっちゃにして「参事」をかばったのです。
こうした発言からは、「非違行為」の発覚を誰よりも町長自身が不快に感じて
いる様にも感じられます。
(6) 議会対策上、参事(当時)に「アリバイ作り」で謝罪させる。
町長は、参事と恫喝された同僚職員2人を呼んで、参事に謝罪させたと答弁しました。
しかし、その点を改めて議会で指摘され明らかになったことは、議会開会の2日前であったことが
明らかになりました。
この間、参事(当時)は、5か月間、恫喝したことに関して謝罪していません。
谷村議員から、9月9日に質問予告があって、その後に、町長は議会対策上、議会開催の
直前に2人を呼んで謝罪させたと言う事になります。
明らかなアリバイ作りです。
(7)「恫喝」を軽い言葉に置き換える。
町長は「恫喝」を「暴言」あるいは、「軽はずみな発言」(いずれも議会答弁と質問書回答)と
表現し、「恫喝」がなかったかのような発言と回答を寄こしています。
町長は、意図的に、軽く見せようとして「恫喝」を「暴言」「軽はずみな発言」と言って、
「かばう」っているのです。
谷村議員は、「命に関わる恫喝をしている」と指摘していますが、「恫喝」とは、
内容によっては、「刑事事件にもなりかねない」事案です。。
しかし、町長はここでも、徹底して事実を曲げ、施設課参事(当時)をかばいました。
(8)町長は降格したする時に「すぐもとに戻してやる」と参事(当時)に言った。
町長が最初、参事(当時)を降格させなかったが、議会で、谷村議員に
指摘され仕方なく、降格をさせたが、その際に当の本人に「すぐもとに戻してやる」と
言ったことが、谷村議員によって、議会で明らかにされました。
町長と参事(当時)は、どういう関係なのでしょうか?
少なくとも、公平・公正な健康な公人の人間関係とは思われません。
(9)「USB持ち出し」でも、「意識してやったのではない」と、参事(当時)をかばう。
「USB持ち出し」でも、「意識してやったのではない」と、参事(当時)を
「ウソまでついて」かばいました。
懲罰審査委員会の中で、参事(当時)自身が、USBを「意識して(自分の意思で)}家に
持ち込んだことを話しているのに、町長は「意識してやったのではないと信じる。」と
発言しています。
(10) 5週間でデータ(送受信記録)が消える。・・ウソ。
町長は、データ不揃いに関して「5週間でデータが消える」と間違って答弁をしています。
しかし、USBを「最新の兵器」と発言していますので、間違ったのか、ウソをついたのか、
知らなかったのか区別がつきません。
(11)全員議員協議会に全ての資料が提出されていない。
この件で、全員議員協議会が開かれているが、「懲罰審査委員会」の議事録が
配布されていない。また、出会い系サイトとの交信の非違行為が報告されていない。
この問題も、課長補佐の贈収賄における隠蔽と それを明らかにした人物に対する攻撃したのと同じでした。 瀧町長のそうした特性を再確認することになりました。 今回も改めて、議会の議事録や懲罰審査委員会の 議事録で確認しました。 その為、アップするのに少々時間がかかりました。 |