橋下市長を表するとき、『バカ』をつけて言う人がいるが、
私はそうは思わない。
大した男だと思っている。
もちろん。功罪相半ばするとも言えるが、『功』は、希有な才能に
よってもたらされることが多い。
誰も気付かず、手もつけなかったことの改革に突き進むことができる。
例えば、『大阪都構想』。今までに誰が、それを唱えたことがあっただろうか。
二重行政の弊害を言う人は、あまた居た。
しかし、それを『大阪都構想』まで、煮詰め具体化し運動化し、
ついに、住民投票にまで持っていったのは、並みの能力ではない。
住民投票で勝って『大阪都構想」を実現して欲しい。
それにしても、反対する政党は、なんと見にくいことか。
なんと保守的なことか。
なんと現状維持に執着していることか。
自民党、公明党、共産党、民主党は、あまりにも、保守的だ。
『二重行政解消など口ばっかりだ。大阪都にならなくとも
二重行政を解消できると言っているそうだが、じゃー、なぜ、
今まで、変えられないできたのか。
今のままで出来ないことが、何よりの証拠でないか。
要するにそれは、反対の為だけの『口実』に過ぎない。
いずれにせよ、既成政党が(奇しくもではない。現状維持派の必然の一致だ)が、
こぞって、大阪都構想に反対しているのは嘆かわしい。
「直轄事業負担金」の時もそうだ。
直轄事業負担金」というのは、『国の直轄事業」の
とき、地方自治体が、強制的に負わされていた『負担金』のことだ。
今まで、革新府政とか革新都政などと言ってきた『革新自治体』の中で
「直轄事業負担金」を問題にされたことはない。
もし、それが重大視され争点になっていたら、
私の記憶に収まっているはずだと思って居る。
橋下徹は、『ぼったくりバーのようなもの」と、彼流の表現で
その問題点を指摘した。
お陰で、その問題性が理解でした。
長い間、誰も気付かなかったことを指摘し、改革してきたことの意義は大きい。
とりあえずは、橋下徹を賛美しておこう。
問題性は、他の特に、保守系議員が多く持っている問題性だ。
しかし、長所と個性的能力は、橋下徹一人のものだ。
日本人は、『傾向』はどうあれ、「ああいう人間」をつぶしたがるのだ。
そして一方では、
『股を開いて、大声を出して、ふんぞり返って、グアハハハと笑うような人間」に
媚びるのが人が多いのだ。
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