小池都知事・・・大したものですね。
これほどやるとは思いませんでした。

千代田区長選挙勝利は、
      都民も同じ思いからだと思います。


1,はじめ、「たいしたことないヤツだろう」と正直思いました。

東京都知事選の候補者選びが問題になった頃、小池百合子が、
最初に立候補を表明しました。
その時の私の印象は、すこぶる悪かったです。

政界の渡り鳥などと呼ばれ、「野心家」との印象を強く持っていたからです。
経歴を見ても、エジプトのカイロ大学卒で、ニュースキャスターをしていた人物。
それが政治家になり、小泉首相の郵政選挙で刺客候補となったという程度の
認識しかなかったからだ。


2,私は鳥越俊太郎に期待したが・・・。

立候補者に鳥越俊太郎の名前が出た時、いかにも、どさくさ紛れの
政党推薦(【民】【共】【社】【生】)だとは思ったけれど、小池百合子や増田寛也に
比べれば、ずっと「純粋」な印象を受けたし、鳥越俊太郎に基本的な能力は
あると思って、当選を期待していた。

しかし、思いも寄らない多量得票による小池百合子の当選。
正直、「青島・ノック現象」の再来かと思った。
「ノック」とは、大阪の知事をした漫才家の横山ノックのこと。
「青島」とは、テレビ作家で俳優(意地悪バーサン)でもある青島幸男のこと。
また、いい加減なヤツを東京都民は選んだのだと思った次第。


3,しかし、小池新知事に目を見張りました。すごいなと思いました。
 
しかし、実際は驚きました。すごいなと思いましたね。

(1)オリンピック会場の見直しとコスト削減(森元首相が大きく関わった)。
(2)都立広尾病院移転問題の見直し(桝添前都知事の経緯不明朗)
(3)「立ち止まって考える」とした豊洲市場の移転問題。
  ①施設の地下道に空洞発見と盛り土問題 ②石原慎太郎の責任の再検討
(4)政党復活予算200億円の廃止。・・・これだけでも大きな功績と言えますね。

どれもすごいですね。
鳥越さんがなっても、おそらく、この半分も出来なかったような気がします。
自民党・公明党推薦の増田寛也が、知事になっても、全く何も出来なかったし、
しなかっただろうと思いますね。
自民党と議会の言いなりになって、おそらく、何一つ変わらなかっただろうと思います。

4,新しい会派を立ち上げ

 小池知事は、次回の都議選に向けて「都民ファーストの会」を立ち上げるとのこと。
 過半数狙いとのことだ。尤もな話だ。
 これは元祖、橋下元大阪府知事・元大阪市長のやり方を真似たもんであるが、
 どっちにしても、その行動力は評価されるべきものと思う。
 
 風向きを見て、自民党とくっついていた公明党やその他の党も右往左往しているのは、
 滑稽の極みだ。

5,千代田区長選小池知事が支援の現職・石川氏が5選

  小池知事が推した候補者が、自民党公認の候補よりも3倍も票を取った。
  大したものだ。

今のところ、小池知事は、総じて、東京都いう「伏魔殿」、「都政の闇」を白日の下に
さらす働きをしています。

最近、情報公開された文書は、黒塗りが、相当なくなって来たと情報開示した人が
テレビで言ってました。
今後の注目です。