工藤監査委員の適性が問われる!

「公平性」「公正性」に欠き、不正・違法に対する「
監査委員としての基本的資質」に
強い疑念を生じさせるからだ。

次回は、決して再任させてはなりません。


7月の27日、議会報告会が追分で開かれました。
前日には、早来で二班に分けた別グループでの議会報告会がありましたが、
私は、議員に直接、訴えたいことがあって、2つの会場とも、参加し同じ訴えをしました。

議会報告会で訴えたかったことは、3つあったがこのページでは
標題にした工藤議員の「監査委員としての適性」に関わる問題にだけ触れたいと思います。

議会報告会での私の実際の発言の順序は違いますが、「工藤議員」に関わることを先に
述べます。


全員の議員に訴えたことの1つ・・・「議会の権威を守って欲しい。」

この間、議会が、町長から冒涜される事案が2つ発生しました
そのことに関して、私はそれが明らかになった時点で、具体的に事実を指摘し、
議会としての適切な態度の表明を求めました。
しかし、それに対し、議会はまとまって全く対応しませんでした。
もちろん、一人一人の議員の中には、色々な思いがあったことは承知していますが、
やはり、議会としてのあり方を考えて欲しかったのです。。


1つは、議会のおける「町長の虚偽答弁」に対してです。

これは、私が町の監査委員会に行った「認定こども園の民営化」にかかわる問題で、
町長による①不当な契約の締結、②違法かつ不当な公金の支出、③不当な財産の管理等を
理由に「監査請求」したものでした。(H27・11・30)

私が、この度の議会報告会で指摘した「町長の虚偽答弁」とは、この「不当な契約の締結」に関するものでした。


私は、住民監査請求に関して、「請求と結果」に関して新聞折り込みとビラ配りによって町民に訴えました
  
  (1)「住民監査請求をした理由を説明します。(H27・12・2)
  (2)
「監査委員会は、公平に監査していません」(H28・2・4)



監査委員会は、「ウソをついた町長から何も聞いていません。」
                   ウソを質(ただ)していません」


工藤監査委員の「議会報告会」における「意味不明な発言とウソ発言」


吉岡発言(要旨)

 「町長が認定こども園問題に関して、総務省からの指導があったと言って政策執行をした。これがウソであった事が明らかになった。
道庁で内閣府に確認してもらった結果でも、そうした事実がなかったことが明らかになった。
こうした虚偽発言に対しては、議会として町長に質(ただ)し、抗議すべきだった。そうしなければ、「議会としての権威が守られない」


工藤監査委員の発言の特徴
    私の議会に対する「要望」に対して、工藤議員は、専ら町長を
    かばう発言を行ったのですがその発言内容が、意味不明で
    おそらく常人には理解不能な発言なのです。
    わかったことは、ただひたすら「町長をかばっていること」だけです
    あとは、監査委員自ら書いたはずの監査報告に書いてある事実を
    自ら否定する発言も出ました。

工藤監査委員の発言(全文)

 町長の言ったことの(ひとつ?)は、不適切であるとしたけれど、①その後の
経過として、情報公開を起こしていますから
②それについては正しかったんですよ。③1つの言葉だけで、それは不当だというお考えはやめて欲しい。

「(この話は)あとにしよう」という工藤議員の話で、私の意見は、その場は終わりそのままになっています。

工藤監査委員の発言の意味不明な点
 こんな短い発言で、これほどの意味不明な箇所があるというのは、おそらく、記録ものでしょう。

①「その後の経過」というのは、「いつ」の事でしょうか? わかりません。

②「情報公開を起こしていますから」と発言していますが、「誰が」「何時」「誰に対して」「何に対して」
  情報公開を請求したのでしょうか

③「1つの言葉だけで」と発言しましたが、「1つの言葉」とは、「虚偽発言に関する言葉」のことでしょうか
  つまり、以下の町長答弁を指すのでしょうか?

 (1) 「特区を採用されたが、その条件として正規の職員にしなさいという総務省の指導を受けた。   
                                               (谷村議員への答弁 H23年9月議会)
 (2)(総務省の内閣府から)「非常勤の職員については、正規な職員にしなさいと言う強い指導があった
                                               (小笠原議員への答弁 H25年3月議会)

 (3)「特区の認定は、常勤的な職員については、現行法上、正規な職員にしなさいと言う法律の建前がある
    正職員か、民営化をしなければならない。」            (全員議員協議会における町長答弁。H25・9・13) 

工藤議員(監査委員)の発言は
監査委員会の報告」を、監査委員みずから否定するものです。

ここまで来れば、「ウソ」を公然とついたと言われても
弁解の余地はありませんね

こういう人は、監査委員や議員になってはならない人なのです

工藤議員の発言の後、短いですが、重要な「やりとり」がありました。
それが次の「やりとり」です。

吉岡発言・・・・・・・・・「町長に(虚偽発言に関して)確認してないでしょう?」
工藤監査委員・・・・・・「しましたよ。

この工藤監査委員の発言は、監査委員である工藤議員が、「監査委員会の報告」を
自ら否定する発言なのです。



工藤議員が、監査委員会の報告を否定(ウソをついて)まで、
町長をかばう理由は何ですか?


監査委員会からの報告では、「町長から事情聴取をしていない。」
つまり、何も聞いていないという報告だったじゃありませんか?


 監査委員会は、町長から事情聴取を行っていません。

事情聴取を受けたのは、教育長、教育次長、教育委員会統括参事の3名だけです。

このことは、私に寄こした「監査結果の通知書」(p4)の「事情を徴取した者」の中に、教育長、教育次長、教育委員会統括参事の3名だけが書かれておりましたが、町長名が書かれていなかったのです。

つまり、虚偽答弁によって「民営化」を進めた町長の事情聴取が行われていません。つまり、事実を究明しなければならない監査委員会としては、町長から何も聞いていないのです。
完全な職務怠慢です。

「町長から事情聴取をしなかった理由」を
回答を受け取ったその日(平成28年1月19日)に
  監査委員会に質問しました。


 町長に事情聴取をしなかった理由について

   私は監査委員会に以下のように質問しました。

 (1)監査委員会として、「事情聴取不要と判断されてのことですか?」
      もし、そうであれば、その理由を明記して下さい。

              
 (2)監査委員会として、町長に事情聴取を求めたが、拒否されたという
      ことですか?
      もし、そうであれば、町長が拒否した理由は、何ですか?

 監査委員会の回答(1月20日)は、以下のものでした。
 「・・・内容確認と事実証明書及び請求人の証拠の提出、①陳述により請求内容の
  確認を進めました
  その段階で、②再度確認が必要と判断した部分については対象となる課の
  説明見解を求めたものです
  以上のことから相対的に判断し、この度の監査結果となったものです。」


  回答自体が、デタラメきわまりないのですが、解説すれば次のようにまなります。、

「陳述により請求内容の確認を進めました。」とあるが、町長には、「確認をしていない」
  言うことです。

「再度確認が必要と判断した部分については対象となる課の説明見解を求めた」と
  ありますが、
町長の「ウソ答弁」については、ここでも「確認の必要」を認めなかったと言うことです。


つまり、町長の「ウソ答弁」に関して、何1つ、調べてもいないし、
必要な対応を全くしていないと言うことになります



 完全に監査委員会の機能を果たしていない状態です

 しかも、他の問題でも、一方的に、教育委員会の説明をそのまま、鵜呑みにしての
 監査報告だったのです。

再度、工藤監査委員の発言を再度、載せておきましょう。

吉岡発言・・・・・・・・・「町長に(虚偽発言に関して)確認してないでしょう?」
工藤監査委員・・・・・・「しましたよ。


町民との関係で言えば、すべて、公文書としての文書回答のみが「正式回答」です。

工藤議員の議会報告会という場で、良く事情の知らない参加者の前で、平然とウソを言うその体質が、
一連の対応になっているのです。一事が万事です。

こんな「不誠実」で「公平性」「公正性」に欠き、
専ら、理事者の利益のためにだけ働く人は、
監査委員はもちろん、議員そのものも不適格です。



そして、今度は議員報酬という「個人」の利益に執着し、町民の目に見えない形で
町長に頼んで、報酬委員会に
「値上げ」をかけてもらおうなどと発言する人は、議員としても
不適格です。
ましてや、高いモラルや公正さが求められる監査委員などには、全く不向きで、
不適格であることを改めて指摘しておきます。