旧追分町の建設の入札は
  定まったルールに基づかなかったのか?

今日の安平町の不透明な入札疑惑の源(原因)か?


実は、不思議なことに気付いていた。
それは、旧追分町には、建設工事の「共同企業体の運用基準」がなかったのだ。
それを初めて知ったのは、平成24年5月のこと。

調べ事があって、旧早来町と旧追分町の「建設工事共同企業体の運用基準」を
請求したところ、旧早来町のそれは手に入ったのですが、
旧追分町の「建設工事共同企業体の運用基準」がない(存在しない)とのことでした
(平成24年5月7日付質問に対する回答)

その時の文書に記載されていた「メモ」には、「その都度、起案し(告示を含む)実施していた」と
ありました。
正直、びっくりしました。

それで、他町を調べてみますと、隣の厚真町やむかわ町では、それぞれの町の名前を冠した
「建設工事共同企業体の運用基準」がありました。

つまり、旧早来町を含め、他町では、告示から入札に係る手続きをこの「基準」に基づいて行っていたのです。
しかし、追分町にはその「基準」が最初からなかったのです。
全て「その都度起案して」都合良くやっていたということでしょうか。

つい最近、やっぱり信じがたく、改めて旧追分町の「建設工事共同企業体の運用基準」の
提供を求めたところ、「安平町建設工事共同企業体取り扱い要綱の同趣旨の旧追分町時代
においての資料ですが、ありませんでした
」とのことでした。

やっぱり「なかったのだ」ということが明らかになりました。


 合併して安平町になっても、

この旧追分町時代の建築行政の「不明朗さ」
「いい加減さ」が、

談合疑惑を生み、伏魔殿になった理由の一つに
なっているのではないか?

先日、企画財政課宛てに、以下の調査要請をしました。
その内容は、旧追分町では、どんな仕組みで・やり方で
建築行政を行っていたのか、それを知るために、
以下の「照会」をしました。

これも、「不明朗さ」解消のためです。


 
木林企画財政課長 様
 
お早うございます。
色々お世話になっております。
お願いがあります。
 
旧追分町における工事発注に関することですが、
以下についてお知らせ下さい。
 
照会:旧追分町において建築された「追分公民館」と
    「ぬくもりセンター」の工事に関して、以下の点を
    お知らせ下さい。
 
    1,それぞれの工事に関しての告示・通知
    2,それそれの工事の時点における指名基準
    3,工事参加に「指名された業者名」
    4,入札者名と入札金額
    5,落札者名と落札金額
    6,契約の内容(契約の相手方・工期・契約金額等)
    7,随意契約の場合の理由
    8,契約金額が変更になった場合、変更内容と理由
 
 なお、以上の件に関しては、国が公表を義務づけているものであり、
     情報公開条例の対象外であることを一応、申し上げておきます。
 
 以上、宜しくお願い致します。