来客数「32万人の計算根拠」を 事実上、 否定した担当者の発言。 |
1,【道の駅】の来客者数の計算間違い。
私は、町の【重要政策説明会】で、【道の駅」来客予定人数が、
間違っている。
それも、56%の貨物車とその他の車種を同じ【立ち寄り数】に含めて計算するから
18万人も多く計算されていると指摘。
調査会社の計算をそのまま、【道の駅】の
来客数として計算するのは、間違っていないか。
その結果、赤字となることが明白である。
その為、将来、町からの赤字補填の必要が生まれ、
町民の財政負担が生じる。
そうしたことを根拠に、中止を求めました。
詳しい説明は、別途、HPの【道の駅の問題点」をお読み下さい。
2,32万人の計算の根拠を否定する発言。
当の本人は、気付いているか?
私の指摘に対して述べた担当者の説明は、おおむね、以下の通り。
(1)国が測った交通量は、9月から11月の平日で測っている。
夏場の計算で、観光シーズンで数値が跳ね上がる。(5月16日)
(2)安平町としての32万人というのは、目標値として定めている。
夏春秋冬と(車の)台数が変わってくるので、32万人を目標値として捉えて
頂ければ。(5月16日)
(3))数字だけ考えると「数字的甘さがある」と思うが、どれだけ客が寄って
来るかというのは、【道の駅】の形態とか、魅力とかによる。(5月16日)
(4)貨物車56%は、通年を等しての調査ではない。(6月12日)
3,担当者の発言の検討
まず、確認したいのは、町が見込んだ【来客数】32万人という数値は、
国の交通センサスの調査(9月から11月)を、基礎に、調査会社が行った
推計で、正しい数値(客観的な・科学的な推計)として【道の駅】建設の
重要な数字的裏付けとして町民に示したものです。
1点目:問題発言だと思うのは、「国が測った交通量は、9月から11月の
平日で測っている夏場の計算」と言っていることです。
つまり、32万数字が、しっかりした根拠のある数字ではないかの
ような説明をしていることです。
しかし、調査会社は、9月から11月の数字をベースに1年間の
【来客数】を推計したものだと思います。
2点目:来客数32万人は、【目標値】だと答えていることです。
これはおかしな説明です。調査に基づく【推計値】と「目標値」は違います。
【32万人】は、立ち寄り率を除して求めたものは、現実性を持った【数値】です。
ですから、【32万人は多い】と指摘されて、それを【目標値」と敢えて言うならば、
科学的な裏付けを持った現実性を持った【目標値】と言うことで無ければなりません。
にも拘わらず、【現実性】を離れて、【目標値】とでも言っているような印象です。
「夏春秋冬と(車の)台数が変わってくるので、32万人を目標値として捉えて
頂ければ」と、答えていることからも、その不確定さがわかります。
3点目:【32万人】という数値を集客を「【道の駅】の形態とか、魅力とかによる」と言うのは、
【32万人】という数字に科学的的根拠がなかったと言ったのこととさほど変わりません。
そもそも、【32万人】という数字は、
「数字的甘さがある」と思うが・・・と、述べておきながら、【道の駅】の形態とか、「魅力」などとは
関係なく、導き出された数字のはずだからです。
3,変わらない町長の無責任な発言。
【道の駅】の赤字による【税金投入】を心配する発言に応えて
町長は、次のように発言しました。
「昨日、ある地区の」説明会で【道の駅が赤字になったら、誰が
責任を取るんだと。私も責任を取りたいのですが、、その時、
私はここに居ないと思いますので、、多分、いないと思いますので、
無責任な言い方は出来ないかも知れませんけれども、それは行政が、
スタッフがおりますので、継続していくわけでございますので、そういった
時期には、(行政が責任を)取らなければいけないと思って居る。」