瀧町長と桝添知事・・・の違い 瀧町長は、マスコミが騒がずラッキーだった! |
桝添知事も賃金カットとか。(全額返済?)
今、桝添知事は、時の人だ。
与党の自民党と公明党は、「身を切る覚悟」と称して「賃金カット」くらいでお茶を
濁そうとしたようだけれど、桝添知事のあまりのひどさに、とうとう、今日の一問
一答式の総務委員会での集中審議となった。
一部聞いたけど、図々しいことと言ったら、類を見ないほどだと思った。
その意味では、瀧町長も同類だ。
「賃金カット」と聞いて瀧町長を思い出した。
桝添と知事の「賃金カット」の話が出たところで、思い出すのが、安平町の瀧町長だ。
贈収賄による課長補佐逮捕事件の時、瀧町長は、自らを「減給3か月」にし、ついでに
副町長や教育長も巻き添え処分をした。
「俺だけが悪いんじゃないよ」「副町長も教育長も悪いんだよ。俺だけの責任じゃない」との
町民向けパフォーマンスだ。
自分の罪を「軽め」に見せようとした姑息な行為だ。
巻き添えを食った人の中には、無関係なひともいたのは事実。
瀧町長の「減給処分」は初めてではない。
因みに、瀧町長が受ける「減給処分」は、その時が初めてではない。
安平町の参事職の職員が、町内の業者と女性2人を連れて九州へゴルフ旅行をした。
これがばれて、当事者は処分を受けたのだが、この時、瀧町長は「2か月の減給」になった。
桝添知事にしても瀧町長にしても、自らの「減給処分」というのは、いささか茶番の極み!
瀧町長、延ばすに延ばして、やっと「減給処分」
あのとき、ずるずると、自分と課長補佐の処分を引き延ばしました。
新聞記者から聞かれて「しかるべき時に」と答えてからその後、「起訴されればけじめを付けたい」に
変わり、その後、「公判の内容を確認してから」に変わり、そして、本人との面会を希望したり、「本人の
言い分を聞かなければ処分が出来ない」などとジタバタしたあげく、課長補佐に関しても、「起訴後に」
「判決が出た後に」などと引き延ばし、ついに、「新たな事実が出ないか公判の行方を見守ってきた」が、
出なかったので「処分」した。自分の処分についても、次の議会に延ばされた。
この辺りまでは、桝添知事と同じ。
当初は、桝添知事に謝らせて「賃金カット」をして終わらせたかったようだが、「役者」が勝手に言い訳
いっぱいして、事実を明らかにしないものだから、さすがの自民党も公明党も、一問一答式の総務委員会での
集中審議まで、駒を進めることになったようだ。
あとは、百条委員会まで行くかどうか、不信任決議案が可決されるかどうかと言うところ。
ジタバタして責任逃れをするところは、桝添知事も瀧町長も同じ行動パターン。
瀧町長にとって都合の良かった「なんでもOKの環境」 瀧町長を取り巻く「世論」の環境が、桝添知事と全く違う。 もし、桝添知事同様、テレビで繰り返し取り上げられたら、 瀧町長は辞めなければならなかっただろう |
「犯罪を闇に葬ろうとした行為」と「犯人隠匿(いんとく)行為」
こんなに大きな問題があったのに、
議会でもマスコミ(テレビ)でも、大きく取り上げられなかった。
1,告発した谷村元議員の発言が放置された。・・・事件の黙殺か。隠蔽か?
桝添知事の問題と同様、次のことを「ひるおび」やその他のワイドショウで取り上げてくれていたら、
状況は、大いに違っていたのにと思われて残念でなりません。
(1)谷村元議員の告発と訴え。
「不正をしている職員がいる。私の調査で明らかになった。町はしっかり調査をして欲しい」(H26・3・10 3月議会)
しかし、この訴えは、町長や町理事者によっって、完全に無視されました。即刻調査には入りませんでした。
その後の状況を見ますと、意図的に無視した。つまり、事件化することを避けた事が明らかになっています。
(2)これは、「事件の隠蔽(踏み倒し)」と「犯人隠匿行為」に当たりませんか?
町長が調査を表明したのは、事件の新聞報道後。議会で指摘された3か月半後でした。
町長が、調査を初めて口にしたのは、谷村さんが告発してから3か月半が経っていました。
何と寝ぼけた話でしょう。この事実だけで、町長の姿勢(事件化を避ける)、がはっきりします。
町長発言。「そういうことで、今(不正問題を)調査しようと思っている。」 (庁内会議記録H26・6・26)
その後、条例にない組織で内部の調査をして、正式な懲罰審査委員会を開いて調査が終わったとしたのは、
9月の16日。谷村さんが議会で調査を求めてから4か月が過ぎていました。
この間、瀧町長の谷村さんへの攻撃は、「仕返し発言」を含む常識を欠いたものでした。
しかし、調査は、事件性がないと言うことで、「戒告」で終わらせました。
この調査特別委員会には、安平町の顧問弁護士が入りました。これ自体が1つの問題です。
弁護士には、「受託制限」という禁止事項があるからです。「職務の公平さ」に疑義が生じているからです。
(3)私が町長なら・・・
まず、その日に、谷村さんを呼んで、「その話本当なのか。間違っていたら重大なことになるよ。」まず、真偽を確かめ、
その上で部署・名前を聞き、必要な書類を持ってこさせ調査します。
普通は、話を聞いた時点で、このように即刻調査に入るものです。
しかし、瀧町長は、これらのことは一切せず、その後、谷村さんから、告発状が出され新聞に出るまで、
「事件を踏み倒す」様な行為をしました。
こうした一連の町長の行為を見ていると、町長は、不正の存在とそれを行っている人物を知っていたのでは
ないかと思われる節があります。
これは、「事件の隠蔽(踏み倒し)」と「犯人隠匿行為」に当たりませんか?
(4)「誰か心当たりのある人、手を上げて」式の調査を、「調査」とは言わない。
ふざけるのもほどほどにしてもらいたい。
森下副町長が行った議会での答弁は、「滑稽(こっけい)」としか言いようがありません。
議員の質問に答えて、「谷村議員からの指摘を受け調査をしました」と答弁をしましたが、その中身には
驚きました。
森下副町長は、「谷村議員の発言の議事録をコピーして、心当たりのある人は、申し出るように」と言う事を
行ったとの趣旨の説明をしています。
そんなことで、犯人がノコノコ出てくると思いますか?
談合疑惑の時に、関係企業の人を集めて、「談合しかっどうか」をアンケートで調べた」のと同じ発想です。
バカバカしいのにもほどがあります。
2,多くの議員に欠けている「不正は許さない」という意識。
こうした議員や議会を批判する世論を、マスコミ(新聞・テレビ)の力で
喚起できなかった。
この問題が起こったとき、議会の中でも、質疑をさせないようにしようとする動きがありました。
半数以上いる「町長の賛成マシン」たちです。
もし、半数以上の議員が、町長の事件への関わりを問題にすれば、もっと、この問題の「疑惑」が
はっきりしたはずでした。
特に、安平町の社民党の町会議員は、最悪です。
談合疑惑の時は、町長サイドを弁護し、町長の虚偽答弁の時は、道庁や内閣府の 回答を担当者個人の回答だ」と
述べ、不正を追求にブレーキをかける。
おまけに、議員報酬の値上げを主張しその理由も「若い人が立候補しやすいように」と若い人をダシに使って、自分の
報酬を上げようとする。町長に催促して報酬の値上げをやろうとしている。
これが、社民党議員のすることか。
社民党の看板(公認)を外して欲しいと願うばかりだ。