「疑惑」は、今も消えてはいない!
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    談合疑惑以外にも、

  これだけの疑惑があった!
      八木建設の倒産で、
     B等級の森本組が、
    単独で追分中学校を建設した。
    
「告示」違反ではないのか?

追分中学校の建設を森本・八木JVが、談合疑惑のなかで落札して工事が始まって
1年後、八木建設が突然、倒産しました

1,不思議に思った八木建設の倒産

  森本・八木JVの構成会社である八木建設は、1億2千万円の負債を作り平成23年11月28日に
倒産しました。

これは、道新や苫小牧民報、北海道建設新聞に報道されました。
追分中学校の建設工事が始まって1年経たずの「事件」でした。

私はこの事件を知った時、不思議に思ったことがありました。

なぜなら、八木建設は、いわゆる談合疑惑の報道があった4つの建設のうち、
3つ落札していたからです。
つまり、以下の談合疑惑と言われた工事を全て取っているのです。

安平消防庁舎(2億7300万円)・・・・・H21年・八木建設・サン技研)・
安平橋    (1億5700万円)・・・・・H22年西村建設・
八木建設
追分中学校 (3億5100万円)・・・・H22年 森本・
八木建設)  

これだけ工事を取っておきながら、「なぜ倒産を?」と思ったのです。

ある工事のとき、町長からある会社社長に「八木建設が大変だから譲ってやってくれ」と
町長が電話したとのうわさが流れたことがありましたが、それが本当だったかも知れないと
思った次第。
偽装倒産かと思いましたが、未だに活動をしていないようなので、本当に倒産したようでした。
(町内にも、偽装倒産らしきものがありますから)

2、八木建設倒産の後、森本組(B等級)が、なぜ、単独で追分中学校の
  建設が出来るのか?  「告示」違反ではないのか?


すでに述べたように、町は告示で「単体企業にあっては総合評価点840点以上。
経常JVにあっては、A等級認定を受けた者。」としました。

しかし、森本組は718点です。10%のゲタをはかせても789点。
A等級の840点以上には到底及びません。B等級のままでした。

それなのに、八木建設倒産後、森本組は追分中学校の建設を継続したのでした。
これは、町長が森本組単独の追分中学校建築継続を認めものだからと思われますが、
そのことの是非を、誰も問題にしておりません。疑問すらされておりません。

また、森本組が、八木建設倒産後、新たにA等級の会社とJVを組んでいないことは、確認ずみです。

(告示とはどんな性質のものか?)

安平町に限らず、工事執行をする時には、様々な条件を示して、
入札に参加する企業を募集します。
それは、町長名による告示です。

さて告示とは何でしょうか?)

告示の種類にもよるのかも知れませんが、「追分中学校建設のための「告示」も、
一つの法律行為ではないのかと疑問に思うのです。


まず、 「告示の種類」から見ると
       ①法規としての性質を有する告示
       ②行政規則としての性質を有する告示
       ③準法律行為的行政行為としての告示
と、なっています。


告示には、以上の種類があるようですが、追分中学校建設のための「告示」は、
どれに該当するのでしょうか?

町は告示で

 「単体企業にあっては総合評価点840点以上。
    経常JVにあっては、A等級認定を受けた者。」

と条件がつけられました。

しかし、繰り返しますが、森本組は718点です。10%のゲタをはかせても789点。
A等級の840点以上には到底及びません。
B等級のままでした

このような時、既得権など言うのがあるのでしょうか?
1度、JVとして認められたからと言っても、そのJVの中身が、
告示の条件に合っていないのです。

単体としてみれば、B等級。JVとしてみても、A等級の会社がいない

聞けばJVと言うのは、一つの会社だとのこと。
しかし、その会社が、告示の条件を八木建設の倒産によって、
失ってしまった。
こうした時は、どのような扱いになるのか、
法律上の決まりがあるはずだと思うが、私は今のところ、知らない。

つまり、談合疑惑に加え、森本組に「告示違反行為」(法律違反行為?)は、
なぜ、問題にならなかったのか??ということだ。


知っている人は、ご教授頂きたい。