元秘書ら2人を政治資金規正法違反で
在宅起訴された。
こんなニュースを聞く度に、『小渕優子って、どんな人?」と、
そもそもの疑問が頭をもたげる。
小渕優子議員について知っていることと言えば、
小渕前総理大臣の娘であり、
父親の死去に伴い議員になったこと。
若いときから大臣を経験していること。
側近が、政治規制法違反で起訴されたこと。
それにも関わらず、本人は、辞任を否定していること。
そんなくらいのものだ。
だから、正確な評価はできないが、ずうと気になっていたことがある。
それは、将来の総理大臣候補と言われていたことだ。
(すでに、過去形かも知りませんが)
そもそも、誰がそんなことを言い出したのか。
どんな尺度で、そういう評価がなされたのか。
それが大きな疑問だった。
いつもの、あの傲慢さを秘めた能面の表情をみると、
私なりに考えてしまう。
分不相応な評価にたじろいでいるのか。
出生の幸運に戸惑っているのかと思ったりしていた。
つまり、小渕優子って、どんな能力を持っているのか、
それが、全く見えないため、戸惑っていたのだ。
合格率の極めて低い難解な専門職を示す国家資格を
持っているわけではないし、
いわゆる超エリート大学を出ているわけでもない。
どんな専門知識を持っているのかが不明。
それなのに、何故に、あの若さや経験不足の中、
大臣職が与えられ『将来の総理大臣』とまで言われているのか。
それが理解できないのだ。
金と強力な地盤と組織・看板があることは事実だろう。
しかし、それと『総理大臣の器』とは違うだろうと思うからだ。
それにしても、『何があっても議員を辞めない』という覚悟だけは、
『総理大臣』並みに確実に育っているらしい。
願わくば、選挙民の皆さんが、せめて次回の選挙の時は、
「NO」を突きつけて欲しい。
小渕優子議員の不正資金事件とは・・
小渕優子前経済産業相が辞任に追い込まれた不正資金事件で、
「金庫番」らが在宅起訴された。裏献金や賄賂は確認されなかったものの、
東京地検特捜部の捜査は、何度改正を重ねても政治家側が法の網を
くぐる不正を続けている実態を浮かび上がらせた。
関係者によると、小渕氏の関係政治団体では、父の故恵三元首相時代から、
飲食・交際費などの簿外支出が常態化し、これを具体的な使途の説明が不要な
「事務所費」に紛れ込ませる形で処理していたという。