旧富岡小学校跡地利用。 出来レースじゃないのか? 募集要項から透けて見える舞台裏。 |
安平町のHPに「旧富岡小学校の利活用に伴う民間事業者等の募集について」という
募集が公示されました。
・驚いたのは、募集期間だった。
募集期間 「平成28年3月1日(火)から平成28年3月22日(火)まで」と、あった。
たったの3週間。土日、祝日を除けば、15日間。
「こんな日数で、事業者が集まるの?」と思いました。
本質は単純な事実の背景にあるのですね。
「やっぱり、出来レースなんだ」と思いました。
そこで、町が公示してあるHPに出ている「募集要項」を読んで見ました。
それを読んで、「やっぱりな」と思いました。
なぜかって?
普通に考えたらわかりますよ。
跡地の利用を本気で考えて、「サラの状態で募集した場合」の心境を想像してみて下さい。
「応募してくる企業や個人がいるだろうか?」と、まず考え、「来ないかも知れない。」と心配に
なると思います。
廃校なんて、あちこちに沢山あるわけだから。
そんな時の募集の条件は、まず、期間を長くすること。
そして、条件をあまり狭めないこと・・・。
そう考えるのは常識でありませんか?
所が、募集期間が、たったの15日間です。
そもそも、こんな短い期間で「応募」があると想像できますか?
そして、応募事業者を「農業に関連する事業であること」としています。
応募事業者は、他の職種ではダメなのです。
農業に関する事業でないとダメなのです。
しかも、常時雇用(正社員・臨時社員)を有し」とあります。
それなのに、募集期間が、たったの15日間なのです。
これは、すでに、応募事業者が決まっていることを推測させます。
応募期間が、たった15日間で、しかも、応募事業者を
「農業に関連する事業」と限定し、常時雇用(正社員・臨時社員)を有し」と
条件をつける。
この状況は、すでに、安平町には、上記の条件を満たす企業(個人)から、
申し入れがあったということを伺わせます。
つまり、もう決まっているのです。
ただ、いかにも、公平に募集して決めたという形を整えたのです。
もし、募集期間以内に、事業者の応募があったら、「やっぱり」と思って下さい。
ただ、許されるのは、「土地建物」から賃貸料を徴収するらしいこと。
「協議」となっていますから、「タダもあり」なのかな?
いずれにせよ、議会議決が必要です。
それと、修繕費や維持管理費・光熱水費等」は事業者負担になっている事です。
思えば、認定こども園の土地・建物の無償貸し付けと備品の無償譲渡を思えば、
大きな違いです。
ここでも逆に、「なぜ、リズム学園だけに」と疑問が新たに生まれます。
因みに、はやきたこども園の事業者募集期間は、2か月半(実質2か付き)でした。
その時、直感的に「短い」と思いましたね
しかし、今回は、実質、たったの15日ですからね。