吉岡君、なぜ、そんな無意味なことするの? 監査委員なんて、みんな、町長の仲間なんだよ。 結果は、やる前からわかっているじゃないか。 |
先日、法律に詳しい友だちに会いました。住民監査請求と回答について話しました。
その時、彼はあきれたように言いました。
「吉岡君、なぜ、そんな無意味なことをするの。監査委員なんて、
みんな町長の仲間なんだよ。安平町だけではないよ。どこだってそうだよ。
結果は、やる前からわかっているじゃないか。
弁護士が起こした住民監査請求だって棄却するんだよ。全国的に言えば、
請求を受け入れたのは、わずか3~5%だよ。
そもそ監査委員というのは、地方自治法で町長が選ぶことになっているん
だから。監査委員は、みんな首長と特に密接な人しかならないんだから。
町長の法律違反につながる監査請求なんか、監査委員は、絶対に認めないよ」
その友達に対して、私は言いました。
「事実は事実。」
町長の虚偽答弁だって物的証拠を示してある。
リズム学園の為に支払った640万円も不法な公金支出だ。
町が「事前協定」を結んだリズム学園は、町は法人として指定もしていないし、
正式な契約も結ばれていない。
町が支払いの団体として認知していない。
また、その「予備協定」の中身も、法律で定められた要件が入っていない。
法律上、何の拘束力も無い「紙切れだ」。
支払いの根拠とした「予備協定」は、単なる「紙切れ」でしかない。
それなのに、なぜ、「準備金」として、640万円も、リズム学園に公金を支払うのだ。
しかも、事業者募集要項には、準備に必要な費用は、法人(リズム学園)が、払う
こととなっている。それを承知でリズム学園は応募してきた。
それなのに、町は、リズム学園の肩代わりをしている、
それに対して彼は言った。
吉岡君の言うのは正しいと思う。しかし、それを決めるのは、
町長の仲間である監査委員なんだ。
彼等は、決して、吉岡君の指摘は認めない。
彼等にとって、正しいかどうかは問題ではないのだから。
町長や町理事者を守ることしか考えていない。
監査委員会は、町長から事情聴取すらしていないのだろう?
そんな理不尽なことを、平気でやるんだから。彼等は。
確かに彼の言う通りだと思いました。
監査請求した内容に、真面目に応えていない「回答」ばかりで失望したことは、
事実だからです。
彼等は、最初から、事実に立って、しっかり検証しようとは
していなかったと言うことです。