許せない! 質問に答えない陸上自衛隊トップ |
南スーダンのPKO活動での「日報」を「廃棄した」としながら
実際は陸上自衛隊で保存していたという問題。
この点に関して新聞記者に問われた岡部陸上幕僚長は、「コメントを差し控えたい」などと
答えていたことが、テレビで放映された。
「ふざけるな!いい加減にしろ」と、思わずテレビに向かって叫んでいた。
怖い! 防衛省内における 制服組(自衛官・・軍人)の台頭 シビリアンコントロールが 壊されつつある!? |
1,軍人がのさばると国が滅びる。
日本が第2次世界大戦で、アメリカやその他の国と戦うことになった1番の原因は、
軍部の台頭と横暴だった。
時の政府が軍部にブレーキをかけられなかったためだ。
軍部が勝手に中国で事件を積極的に起こし、ついに、とどまることを知らず、
ついに、真珠湾を攻撃する事態になった。
戦闘が悪化し、日本の敗退が明らかになっても、敗退を隠蔽し、
〈まさしく、今回の日報の隠蔽と本質は同じだ〉、おまけに敗北しているのに、
「勝った、勝った」とウソをつき、戦争を途中でやめることをせず、あげくの果てに、
「本土決戦」などとばかげたことを言い、竹槍で戦うなど、滑稽至極の主張を実践させた。
2,「日報は廃棄した」とウソを言っておきながら、
「お答えを差し控える」とは、何事だ!
この陸上自衛隊幹部の発言をテレビで聞いて、まず思ったのは、安保関連法案の
通過後の防衛省内における制服組と背広組の力関係の変化だ。
いかにも、国民の上に、自衛隊を置くかのような「シビリアンコントロ-ルをを否定する発言だ。
新聞が伝える防衛省内における制服組(自衛官・・軍人)の台頭
当時の新聞は、軍人〈制服組〉の方が、非軍人〈背広組〉より力を増したことが伝えた。
①制服組が背広組中心の内局に対して大幅な権限移譲を要求した。背広組拒否。〈道新〉
②制服組 影響力拡大(読売)
③制服組 じわり政治の表に。〈朝日〉
3,文民統制を危うくするのは、とっても危険。不安がいっぱいです。
こうした中、シビリアンコントロール〈文民統制〉が、問題になったのは、当然のことだ。
自衛隊では、防衛大臣に1か月も情報を伝えていなかったと言うことだから、この重大事を
軽く見るわけにはいかない。
非軍人である、防衛大臣なんか、相手にしていないとの姿勢だ。
それが重大問題なのだ。
いかに、いろいろ問題の多い防衛大臣でも、軍人が、非軍人を無視し、勝手なことをするのは許せない。
シビリアンコントロールを破壊するのは許せない。
稲田防衛大臣が、日報問題で、「特別防衛監察」の実施を指示したと報道された。
当然のことだ。
なぜ、日報の隠蔽が起こったのか。誰が指示したのか。.
解明されなければならない。