追分旭の汚泥検査。
重金属(鉛とカドミウム)で、基準オーバー。
2週間塩漬け
結果が悪かったから「対策」に時間を浪費?
追分旭に放置された【汚泥発酵堆肥】の成分検査の結果が、2週間塩漬けの末、
やっと、公表されました。その検査結果は重大な中身でした。
検査場所、10カ所の中で、1カ所からカドミウムと鉛が、基準をオーバー。
なぜ?1カ所から?
それは、「汚泥発酵堆肥」を販売した北海道衛生工業は、「いろいろな所から」 汚泥堆肥を持ち込んでいるからです。
その中には、重金属を多く含む「汚泥」があったということです。
つまり、追分旭に運んだ量は、半端じゃありません。
トラックで、2,546台です。トラックは11トン車です。(北海道衛生工業のHP)
(H28・4・14~H2912・11まで搬入)
「軽く見る」(見せようとする」発言に、恐怖を覚える。
1つ。「土壌含有量基準」より下だから、そのまま、保全しておけばいい。
しかし、「地下水の基準」で言うと、カドミウムは、約580倍」、
鉛は約11000倍です。これを放っといていいのか?
なお、「土壌溶出量基準」と「第2溶出量基準」については、、1Lのkg が
推計しにくいので、地下水と同じようには推計できませんが、地下水の
基準の相当倍の濃度と言うことも推測されます。
放っておいたら、(今までも放っておいた)、地下水に流れ込む。
汚泥の下は、コンクリートではなく、ただの土だから。
2つ。「汚泥のせいとは言い切れない。下の「建設発生土」と混合した可能 性がある」
何を言うのですか?
建設発生土の試掘範囲は、別の場所ではないですか?
サンプルの汚泥を取ったのは、表面からおよそ、30cmの深さです。
いつ、そこまでの高さまで「下の土」と入れ替わったというのでしょうか?
もし、それが事実なら、汚泥を置いた最初の土に重金属が含まれていたということになります。
北海道衛生工業の為の発言かと、誤解されるほどです。
なお、建設発生土を捨てた「試掘範囲」は、地図上で言えば、ずっと下の方でないですか。場所が全然違います。
北海道衛生工業では、処理能力を超える大量の汚泥を受け入れていることは、 会社のHPでも明らかです。そうした汚泥が、2546台のトラックの中にあったと考えるのが、客観的で公平な判断です。
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議会は【議会課】なのか?
二元代表の1つ、議会の権威はどこに行ったのか?
議員になる前から思っていたことがある。
それは、議会が独立した機関ではなく、役場の組織の一部かと。
総務課、建設課、・・・と同じく、「議会課」なのか、と。
議会としての自主性がない。
(瀧)町長の言いなりだと思っていたことです。
議員の中には、町のいうことには、常に「賛成」。
それしか考えられない人もいるのかも知れない。
しかし、今回は、経過を考えると特にひどい。
11月26日(火)に検査結果が届いていたのに、11月29日(金)の臨時議会でも
「行政報告」で公表できたのに、公表されず、臨時議会後、担当している経済常任委員会は開かれず、正式の委員会でない経済常任委員の集まり(会議でない相談の集まり)でも、公表されず、経済常任委員会の会議の日程だけが確認されました。(色のついた部分は、指摘があったので補足しました)
この時の工藤隆男経済常任委員長の【私もまだ、検査結果をもらっていない。だから、結果は知らない」と、述べたことです。
また、牧田議長も帰り際、【私も知らない】との話。
そもそも、「町が弁償として購入させられた追分の土地」の汚泥検査を要求したのは、議会の議決です。
サボりにサボった役場に、【検査をしろ】と要求したのは、議会です。
その議会に対して、報告自体をサボっている。
それを、なんらの抵抗もなく受け入れている。
私には理解できない。
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