教育論文

雑誌北海道 教育の窓に掲載(1997・9月号)

             「謹慎と停学は違うのか? ある編集者との往復書簡」  

 論文の趣旨

「学校現場では、「謹慎と停学」についての法律的解釈が校長によって異なり、校長が
替わる度に「新 たな解釈」が生じ混乱が生まれている。
その為、「指導要録の記入」「通知票の記入」「保護者、生徒に対する停学(謹慎)申し
渡しの「言葉」等において校長によって、異なる事態が生まれている。
現在、懲戒の申し渡しの際「停学」という用語を使用せず「謹慎」または「反省しなさい」という穏やかな(?)表現が一般的になっている。

しかし従来は、どのように表現しようと、校長はじめ若い一般教員に至るまで、それは「停学」と同じ意味だとの共通理解があった。だから、言葉の遣い方は特に問題にはならなかった。

しかし、最近、一部の書籍(指導要録の記入方法を示した書籍。)の影響のためか、「停学」と「謹慎」は違うのだとする論法が、校長の間から生まれてきている。
そのため学校現場で、混乱が生じている。
この詳論は、この混乱を解消させるために書いたもので、道教委の回答と指導を求めたものである。

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